ETFの概要

当ETFは政策保有株式が連結純資産の一定割合以上を占める企業に幅広く投資し、投資先企業の経営改善に伴う株価上昇を狙います
政策保有株式に関する近年の動向

政策保有株式は金融庁、議決権行使助言会社から厳しい目が向けられています。

東京証券取引所 コーポレート・ガバナンス白書2023
新しいETF組成への思い
当社は1999年の設立以来、主に国内外の機関投資家からの資金をお預かりし、多岐にわたる運用を行っている日本では数少ない独立系運用会社です。
2009年にはシンプレクス初のETF、WTI原油ETF(1671)を上場させることで、それまで日本株指数に連動するETFしかなかった市場に一石を投じることができました。
独立系運用会社である当社は柔軟な商品設計がしやすいこともあり、その後もレバレッジ型やインバース型のETF等、数多くのETFを組成し、日本のETF市場を多様化させることに貢献してまいりました。
日本経済は30年間低調に推移しており、また株主利益が軽視されてきたことも原因で、日本の株式市場は長期にわたり低迷しております。
しかしながら近年では東京証券取引所、金融庁や経産省などが国をあげて企業の競争力を取り戻させるため、企業価値向上を意識するように求める等、上場事業会社に対しての圧力が高まってきております。
17年以上にわたり企業価値向上をテーマに商品を組成し実績を上げてきたシンプレクスですが、国をあげて意識が高まっている今こそが、株式市場を大きく構造変化させる好機だと考えておりました。
今回、日本でアクティブETFが解禁になったタイミングで、日本の株式市場が抱える構造的な問題点を一気に解消させる事を目的とした、エンゲージメント型ETFを組成することにいたしました。
「政策保有解消推進ETF」は、上場会社が他の上場会社の株を保有するという資本効率の悪い経営を改善させることを目的に、経営者に対してエンゲージメントを行っていくことでパフォーマンスを上げていくアクティブETFです。投資家の力で日本経済と日本の株式市場を復活させたいという思いで、誠心誠意このETFを運用していきたいと考えております。
資料

ETFのリスクも書いてあるので、必ずお読みください。
信託報酬:年率0.99%(税抜0.9%) 費用の詳細は投資信託説明書をご覧ください。